伯峯流について


ご挨拶

 

東京都多摩・井の頭公園近くの稽古場で、35年間にわたり詩吟を指導して参りました。

武蔵野の緑豊かな環境の中で、古の名詩をわかりやすく興味を持てるよう勉強しております。  

習熟度に合わせて漢詩短歌俳句新体詩など奥行きのある教材を豊富に揃え、常に新鮮な気分で取り組む内容となっております。発表の場も多く、大会やコンクールに出場することも出来ます。

また定期的に会の温習会を開催し一人で詠う独吟数名で詠う連吟大勢で詠う合吟構成吟等、希望に沿って無理なく上達が望めます。小学生から90代まで幅広い年齢層の会員が横のつながりを持ち、「和を以て貴しとなす」の姿勢を大切にしたいと考えております。

多種多様な趣味を持てる今、あえて日本の伝統芸道である詩吟の魅力に触れながら、自然に腹式呼吸をマスターし、心身共に健康になることが伯峯流の吟詠の楽しみ方の一つとなっております。

 

ぜひともご一緒に詠いませんか。

                                                                                                                                      二代目 山田伯峯  

 

伯峯会会詩

詩吟伯峯会 会詩
詩吟伯峯会 会詩

     

武野の乾坤   俗塵を拂い

盟侶雪を蹴って 吟縁を結ぶ

伯峯の流風   是れ至誠

鼓吹す正気の  大精神

 

意: 武蔵野の天地は粛然として 世俗の塵を拂うようだ  

ここに志を同じくする者が折からの大雪を衝き吟詠を通じての縁を結んだ 

我が伯峯流の基本理念は 表裏ない誠の精神である 

大らかで正しい気力に満ちた大精神を鼓吹することに存在する意義が有る 


初代宗家

略歴

長崎県長崎市出身

 

昭和42年 翁流中央朗吟愛好会 初代宗家・沼崎星翁師に師事

昭和62年翁流分家会長を経て正式に詩吟伯峯会創立 三鷹市を拠点に三鷹市吟詠連盟、北多摩一区吟剣詩舞道連盟、東京都吟剣詩舞道総連盟に所属し活動を広げる 

平成7年 阪神・淡路大震災長崎放送チャリティーショー出演 構成吟「長崎物語」を発表

平成23年 三鷹市吟詠連盟理事長の歴任と文化活動への功績により三鷹市教育委員会から表彰

平成25年 第65回毎日書道展篆刻「無罪歳」入選を期に伯峯会会詩を篆刻作品とする

平成28年 第48回全国吟剣詩舞道大会・合吟コンクール(武道館)に出場  

平成29年 詩吟伯峯流伯峯会とする

平成30年 創立30周年記念大会にて構成吟「沖永良部島の西郷隆盛」を発表 東京新聞に掲載


二代目宗家

略歴

東京都三鷹市出身 

 

平成21年 カルチャーセンターで指導開始と同時に初代宗家と会の指導にあたる

三鷹市吟詠連盟、公益財団法人公認 東京都吟剣詩舞道総連盟、 北多摩一区吟剣詩舞道連盟で活動 

令和4年 創立35周年記念式典・二代目襲名披露にて宗家を継承 

漢詩・短歌・俳句・新体詩を取り入れた初代宗家の構成吟を積極的に発表 

令和 5年 クラウンレコード全国決戦で入賞、クラウン吟士となる。


伯峯流のあゆみ

昭和62年   詩吟伯峯会創立記念式典 開催

昭和63年   三鷹市・世田谷区・港区に教場を開設
平成3年  温習会
平成6年  伯峯会創立7周年記念大会
平成7年  阪神淡路大震災 長崎文化放送チャリティー公演出演
平成8年  温習会
平成9年  伯峯会創立10周年温習会
平成10年   会報「伯峯会」第1号発刊 以後年1回の刊行となる
平成13年   温習会

平成16年   温習会

平成20年   伯峯会創立20周年記念温習会

平成24年   伯峯流創立25周年記念大会

平成27年   温習会
平成28年   第48回全国吟剣詩舞道大会 合吟コンクール出場(日本武道館)
平成30年   伯峯流創立30周年記念大会 
令和4年  伯峯流創立35周年記念大会 二代目宗家襲名披露 第52回全国吟剣詩舞道大会合吟コンクール出場